セキュリティとか運用とか…技術や話題など思いつくまま
2012.11.30(金)のしまねオープンソースソフトウェア協議会主催による「第73回オープンソースサロン」にて講演をさせていただきました。
第73回オープンソースサロン | しまねOSS協議会 OS4
内容は、オープンソースソフトウェアのバックアップソリューションである「Amanda(アマンダ)」と、プロビジョニング(インストールや設定などを行うこと)ツールの「Chef(シェフ)」についてです。
amandaが女性のお名前であることと、料理長のchefについての話である事から、タイトルは「彼と彼女の話」と、少々くだけたタイトルをつけています。
発表したスライドについては、一部編集したものが下記でご覧いただけます。
「彼と彼女の話」- Slideshare
また開催の中継動画が下記にアーカイブされています。
Ustream.tv: 第73回オープンソースサロン
今回発表した内容の取り組みは当方とファーエンドテクノロジー株式会社様との取り組みとなります。
今回クラウド上の機器のバックアップとしてamandaを選定し運用を始めていますが、選定に際していろいろ考慮したことなどをスライドに載せてます。
管理しなければいけない機器が増え、保存されている情報も益々増えている現状で、データバックアップの重要性は以前より増しているという点については、異論が無いと思われます。
今回の取り組みでは、
などを条件として選定しています。
上記の条件などをクリアしたうえで、どのようなバックアッププランとするかについては、利用課程での運用を想定してチューニングを行うことが必要です。
またバックアッププランに対して、テープ(または仮想テープ)は何本用意しなければいけないか、どの時間帯に実行すべきかなど益々考慮しなければいけないか、など考慮しなければいけない内容が増えてきます。
そういったプランニングやチューニングは、ある程度実態に合わせた試験環境で仮運用期間を経て行うが必要があります。
今後データの重要性は益々高まり、また情報サービスは拡大を続けると考えられます。
バックアップデータの重要性はさらに増していくと考えられます。
構築に期間も必要となり人的なリソースも必要となりますが、バックアップは不可欠なものです。
バックアップについてご不安をお持ちでしたら、是非ご相談ください。