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小学校の教諭の方が、自身のFacebookで保護者の事を「モンスター」と表現して書き込みされ、それが友人以外での閲覧できる状態であったことから、問題となりました。
「モンスター」と保護者を中傷か 和歌山の教諭、SNSに:日本経済新聞
FacebookなどのSNS(Social Networking Service)や、電子掲示板などそのほかのインターネット上のサービスでは、ネットスラングと呼ばれる言い回しなどがあり、実際の生活において使用する言葉より、極端なきつい言い回しをすることがよくあります。
実際の背景や経緯などは知り得ることが出来ませんが、この女性教諭の方は、決して悪意を持って「モンスター」と表現していたのでは、無いのかもしれません。
どういった意識を持っていたかどうかに関わらず、こういった事件が発生した時点で、学校側と保護者側には溝が生まれ、学校側は何らかの対応と対策を行わなければいけなくなります。
今回の事件は、当事者が教諭の方と言うこと、また対象が担任の児童の保護者ということもあり、ニュースの話題性が高いのですが、同じような事件は一般企業などでも起こる可能性があります。
これを防ぐにはどのように対応したらよいのでしょうか。
SNSの利用を禁止するというのも一つの手段ですが、禁止することにより他の様々な可能性も無くしてしまうことも考えられます。また、規制を強めていくだけの対策は、モチベーションの低下や逆に悪意を誘引したりすることも考えられます。
今回の事件の報道を読むといろいろと問題が見えてきます。
ほかにもあるかも知れません。
こういった問題点を理解し、どのように対策を行えば事件に発展することが無いかを皆で理解し、対応していく必要があります。
今回のような事件が起きた際に、事件を対岸の火事にせず、自分たちの組織ではどのようにしたら良いか話し合う切っ掛けにできれば、事故を未然に防ぐ対策にも繋がると思われます。